事業概要

1.常設展示

常設展示室では、青森県を代表する13人の作家の図書・雑誌・原稿・書簡・書画・遺品等の資料を展示し、その作品と生涯を紹介しているほか、 青森県ゆかりの作家33人をジャンルごとに紹介しています。

2.特別展・企画展

企画展示室では、青森県ゆかりの作家の作品や業績・分野・地域・時代等の特定のテーマを設け、企画展を開催しています。開館以来、令和2年度までに、計99回の特別展と企画展(収蔵資料展)を開催しました。特別展については、展示の内容をまとめた図録を発行しています。また、特別展のテーマに関連したイベントや文学講座も実施しています。

3.DVD資料

DVD資料

青森県ゆかりの作家の業績や作品の世界・分野・地域・時代等の特定のテーマで制作した1本15分程度のDVDを制作しています。現在(平成28年度末)、37作品をそろえています。当館ロビーのAVブースで鑑賞することができます。

4.各種展示・コーナー

「近代文学ガイドコーナー」では、ビデオ(約18分間)で、明治以降の青森県の文学の流れを解説し、展示ロビーでは、青森県ゆかりの作家・作品をパネルなどで紹介しています。また、文学ギャラリー「作家が語る青森」では、13人の作家が青森県について語った文章と風景写真を展示しています。

5.文学資料の閲覧

文学館所蔵の図書・雑誌・特殊資料のうち、保存等の面で支障のないものについては、利用者は申込書を提出したのち館内閲覧することができます。

6.資料集の発行

文学館所蔵の未公開資料を公開することを目的に、「資料集」を発行しています。

7.文学資料調査員

青森県近代文学館では、文学資料の調査・収集を円滑かつ適切に進めるため、文学資料調査員を設置しています。青森県出身及び青森県ゆかりの作家、並びに県内文学団体に関する資料の調査・収集が主な仕事です。調査対象は文人・分野ごとに決定され、文学資料調査員には青森県内の郷土文学研究者が委嘱されます。平成6年の開館に先がけて設置され、平成3年に第1回文学資料調査員会議を開催。以来、今日まで文学館の活動を支える基礎調査を行っています。主な仕事内容は、文学資料所在調査、文学資料調査、文学碑等の調査、情報検索装置の原稿執筆です。