1 特別展「青森県の近代文学・大正期」
平成14年10月4日(金曜日)から11月10日(日曜日)
時間
9時から18時
休館
月曜日と10月24日(木曜日)
会場
青森県近代文学館企画展示室
入場無料
青森県の近代文学は大正期に入り、その成立期を迎えます。
佐藤紅緑や秋田雨雀は作品を量産し、のちに私小説の極北、神様と称された葛西善蔵は「哀しき父」「子をつれて」を発表。また、福士幸次郎は口語自由詩集『太陽の子』で詩壇の注目を集めました。
一方県内では総合文芸誌「黎明」の創刊、初めての詩の結社「パストラル詩社」が誕生するなど、質量ともに充実の一途をたどり、ここに青森県の近代文学の成立を見ることになります。
本展は、青森県ゆかりの作家のその多彩な文学活動の成立過程を概観するものです。
2 特別展「青森県の近代文学・大正期」講演会・読書推進大会
平成14年10月27日(日曜日)10時から15時
講演会 「青森県の多彩な大正文学―葛西善蔵を中心として―」
鎌田 慧 (ルポライター)
青森県読書推進大会
(分科会・全大会)
会場
青森県社会教育センター(青森県立図書館となり)
3 特別展「青森県の近代文学・大正期」文学講座
文学講座
平成14年10月13日(日曜日)10時30分から14時30分
青森県近代文学の成立―大正期
井上 諭一(弘前学院大学教授)
県内詩壇―パストラル詩社を中心として
泉谷 明(詩人)
会場
青森県総合社会教育センター(青森県立図書館となり)
文学講座
平成14年11月2日(日曜日)10時30分から14時30分
青森県近代文学の開花―大正から昭和へ
工藤 英寿(青森県近代文学館評議員)
佐藤紅緑の文学―大正期を中心に
千葉 寿夫(弘前ペンクラブ顧問)
会場
青森県総合社会教育センター(青森県立図書館となり)
4 特別展「青森県の近代文学・大正期」図録
『青森県の近代文学・大正期』(価格1,000円)
目次
開催にあたって
1雨雀・幸次郎・紅緑の再評価へ・・・紅野敏郎
2資料紹介
9青森県の近代文学大正期概観・・・井上諭一
10佐藤紅緑
11秋田雨雀
12葛西善蔵
13福士幸次郎
14佐々木千之・江渡狄嶺・薄田斬雲
15石田三治・鳥谷部陽太郎
16大正期の県内文壇散文・・・井上諭一
19大正期の県内文壇韻文・・・井上諭一
19詩
21短歌
23俳句
24川柳
25昭和に向けて
26青森県の近代文学大正期略年表
28主な出品資料
出品協力者

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