1 特別展「青森県近代俳句のあゆみ」
平成18年7月21日(金曜日)から8月31日(木曜日)
時間
9時から18時(7月21日は10時オープン)
休館
7月27日(木曜日)・8月24日(木曜日)
会場
青森県近代文学館企画展示室
入場無料
明治25年、正岡子規は新聞「日本」に「獺祭書屋俳話」を掲載、客観写生による俳句革新に乗り出しました。佐藤紅緑は、同郷の先達・陸羯南が主宰する新聞「日本」で正岡子規と出会って俳句を学び、本県にいち早く新派俳句の種を蒔きました。その後も、河東碧梧桐、荻原井泉水、高浜虚子らの中央俳壇の影響を受けながら、青森県の俳壇は発展・革新を遂げ、木村横斜、大塚甲山、岩谷山梔子、中村泰山、増田手古奈、高松玉麗ら数多くの俳人を輩出しました。 本展は、県俳壇が、明治期から第二次世界大戦を経て復興の曙光をみるまでのあゆみを概観するものです。
2 特別展「青森県近代俳句のあゆみ」イベントと文学講座
朗読と対談の会
平成18年7月30日(日曜日)13時から16時
基調講演 「正岡子規と佐藤紅緑」
復本一郎(神奈川大学教授)
シンポジウム「青森県の風土と俳句」
パネリスト
成田千空(俳誌「萬緑」代表)
辻 桃子(俳誌「童子」代表)
藤木倶子(俳誌「たかんな」代表)
会場
青森県総合社会教育センター大研修室(青森県立図書館となり)
3 特別展「青森県近代俳句のあゆみ」文学講座
文学講座
平成18年8月6日(日曜日)13時から15時45分
第1回「岩谷山梔子と中村泰山」
舘田勝弘(青森県郷土作家研究会理事)
第2回「寺山修司と俳句」
鎌田紳爾(「北奥気圏」編集長)
会場
青森県立図書館集会室(青森県立図書館4階)
文学講座
平成18年8月20日(日曜日)13時から15時45分
第3回「木村横斜・高松玉麗を中心に」
新谷ひろし(俳誌「雪天」主宰)
第4回「角川俳句賞の俳人たち」
米田省三(俳句学会会員)
会場
青森県立図書館集会室(青森県立図書館4階)
4 特別展「青森県近代俳句のあゆみ」図録
『青森県近代俳句のあゆみ』(価格1,000円)
目次
<目次>
開催にあたって
1 資料紹介
2 「青森県近代俳句のあゆみ」に寄せて・・・成田千空
6-17 青森県近代俳句のあゆみ-各時代の概説-・・・櫛引洋一
6 明治期
7 子規と紅緑-子規の実作指導を通して-・・・復本一郎
9 『俳句選』と甲山の中央文壇進出・・・米田省三
10 碧梧桐来県と県俳人・・・舘田勝弘
11 大正期
12 県俳壇-自由律化に向かった新傾向俳句の足跡-・・・獏不次男
13 岩谷山梔子と中村泰山・・・舘田勝弘
14 昭和前期
15 「寂光」と「十和田」・・・新谷ひろし
17 「暖鳥」創刊・・・新谷ひろし
18 青森県を訪れた主な俳人
20 見果てぬみちのく・・・辻桃子
21 青森県の句碑
25 青森県俳句年表(明治25年~昭和22年)
28 主な出品資料、出品・協力者

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