「文学県あおもり 平成・令和編」
会期
令和3年5月28日(金曜日)から令和4年5月下旬
開館時間
9時から17時
場所
常設展示室
休館
6月24日(木曜日)、7月14日(水曜日)、7月29日(木曜日)、8月26日(木曜日)、9月1日(水曜日)から9月30日(木曜日)、10月28日(木曜日)、11月10日(水曜日)、11月25日(木曜日)、12月23日(木曜日)、12月29日(水曜日)から1月3日(月曜日)、1月12日(水曜日)から2月21日(月曜日)、3月9日(水曜日)、3月24日(木曜日)
※令和4年4・5月の休館日は未定
入場無料
平成27年にスタートした青森県近代文学館のエクステンド常設展示。
これまで12シーズンにわたり、常設展示作家の中の誰かに焦点を当てコーナーを拡大する形で行ってきました。
13シーズン目となる今回は少し趣を変え、「文学県あおもり 平成・令和編」のテーマで臨みます。
活躍中の県人作家をご紹介し、青森県の風土の中で作家の台頭が脈々と受け継がれている様子に迫るものです。
会期も従来の半年から延長し、約1年にわたって開催します。
青森県の風土と文学の関わりが窺える文献
- 宮崎道生『青森県の歴史』(昭和45年7月、山川出版社)
- 工藤英寿「力士と小説家」(『青森県をめぐる50冊の本』平成5年10月、北の街社)
- 三浦雅士「津軽の文学、南部の文学――過激な青森の行方」※直筆原稿を期間限定で展示します
主な展示図書
- 鎌田慧『反骨―鈴木東民の生涯』 ・三浦雅士『小説という植民地』
- 根深誠『遙かなるチベット』 ・梅内美華子『横断歩道(ゼブラ・ゾーン)』
- 田澤拓也『ムスリム・ニッポン』 ・川上健一『翼はいつまでも』
- 西崎憲『世界の果ての庭 ショート・ストーリーズ』 ・室井佑月『ぷちすとハイパー!』
- 堀川アサコ『闇鏡』 ・木村友祐『海猫ツリーハウス』 ・藤田晴央『夕顔』
- 髙森美由紀『いっしょにアんべ!』 ・古川智映子『小説 土佐堀川』(新装改訂版)
- 呉勝浩『道徳の時間』 ・高橋弘希『送り火』
併設コーナー「蛇笏賞受賞俳人・成田千空生誕100年」
(令和3年5月28日~令和4年5月下旬)
俳句界最高峰の賞と言われる蛇笏賞、青森県では唯一の受賞者である成田千空(1921~2007、青森市生まれ)の生誕100年に当たり、当館で所蔵する色紙や短冊を約2か月に1回の頻度で展示替えしながら公開します。