上北地区の文学碑・ 第2回「光と風のプロムナード野外文芸館」優秀作品 | |
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![]() | 十和田市官庁街通り |
○短歌 ・奥入瀬は雪解け水をたたへつつ ビバルディの「春」うたひつつゆく 増田 邦夫(岩手県大船渡市) ・いきいきと植田に辷る水すまし きらめく水にわが目も遊ぶ 戸舘 康三(青森県三沢市) ・堤なきダムとなるべし水楢の 苗木植えんと尾根登りゆく 青柳 寿一(和歌山県那賀郡粉河町) ○俳句 ・終戦の日の閑かさに田水沸く 伊藤 杜夫(宮城県仙台市) ・水涸れて吊り橋高くなりにけり 保泉 一生(埼玉県東松山市) ・父さんと泳いだ海を忘れない 大西 優(青森県三沢市) ○川柳 ・母の掌をこぼれて水は河になる 村上 正一(福島県相馬郡新地町) ・一滴の水が海まで来てしまう 和田 彰夫(福岡県筑紫野市) ・追伸に水の流れる音はする 渡辺 裕子(北海道斜里郡清里町) | |
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