上北地区の文学碑・ 第8回「光と風のプロムナード野外文芸館」優秀作品 | |
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![]() | 十和田市官庁街通り |
○短歌 ・恐竜と鳥の骨格似ていると 園児言いつつ色を塗りおり 杉山 由枝(茨城県龍ケ崎市) ・鳥の声で目覚めたのよと 仏蘭西を旅する友より囀り届く 松尾 タイ(青森県八戸市) ・縁日にて幼の買ひしひよこなり 軍鶏に育ち胸張り歩く 染野 光子(茨城県三和町) ○俳句 ・仏法僧賽の河原が耳澄ます 田持 昭吉(青森県むつ市) ・杉山のてっぺんは空夏うぐひす 佐々木 育子(青森県八戸市) ・遠会釈して囀りの中にあり 寺内 定雄(栃木県栃木市) ○川柳 ・巣立つ日はゆっくりでいい羽の下 藤本 美佐子(栃木県今市市) ・鳥たちが歌う日のため木を植える 藤田 雪魚(青森県三戸郡五戸町) ・諦めた振りをしている籠の鳥 三宅 保州(和歌山県海南市) | |
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