上北地区の文学碑・ 第7回「光と風のプロムナード野外文芸館」優秀作品 | |
| |
![]() | 十和田市官庁街通り |
○短歌 ・運動会の曲にあわせて千人の 子らの手朝の空をつかめり 栗山 友子(青森県十和田市) ・畑いっぱい収穫されず咲き盛る キャベツの花に差す朝の光 南 洋子(青森県十和田市) ・朝より灘に鱈いさるわが船に ロシア警備艇張りつき暮るる 向井 洋一(大阪府岸和田市) ○俳句 ・十字架の天辺にある夏日かな 門崎 博雄(北海道空知郡富良野町) ・何事もなく朝が来て桃の花 永野 美千代(福岡県古賀市) ・かたまって朝の霧とぶ念珠かな 小山 小百合(岩手県盛岡市) ○川柳 ・前向きに生きて朝日に手を掬う 末田 笑放子(福岡県北九州市) ・朝もやよ君も優柔不断だね 藤原 ヒロ(秋田県秋田市) ・自分史の余白に夢を描く朝 野田 てるを(奈良県大和郡山市) | |
「上北地区の文学碑」一覧に戻る |